「頭金は多い方がいいですよ。」
これは半分正しい。
だが半分は間違っている。
合理的な答えは、金利とあなたの資金状況次第だ。
結論:低金利なら温存、高金利なら入れる
頭金は“安心感”ではなく、金利で判断する。
前提モデル
- 車両価格:300万円
- ローン金利:3%
- 返済期間:5年
まずは頭金ゼロの場合を考える。
頭金ゼロの総支払額
300万円を3%で5年借入。
総利息は約23万円前後。
総支払額は約323万円。
頭金100万円入れた場合
借入200万円。
利息は約15万円。
総支払額は約215万円+頭金100万円=315万円。
差は約8万円。
つまり何が言えるか
頭金100万円で、利息節約は約8万円。
5年間で8万円。
年間1.6万円。
これをどう考えるか。
機会損失という視点
もし100万円を年5%で運用できたら?
5年で約127万円になる可能性がある。
増加分27万円。
利息節約8万円より大きい。
ここが合理の分岐点。
金利別判断基準
金利1%以下
ほぼ借り得。頭金は最小限。
金利3%
微妙ライン。資金余裕次第。
金利5%以上
確実に入れるべき。
キャッシュフロー安定性
頭金を入れれば月額は下がる。
生活防衛資金が薄い人は入れるべき。
資金余裕がある人は温存も合理。
心理的安心という価値
借入が少ないと精神的に楽。
これは数値化できない。
だが無視もできない。
最も非合理なパターン
- 貯金をほぼ使い切る
- 高金利ローンで頭金ゼロ
- 金利を理解せず契約
これが一番高い。
合理判断テンプレ
- 金利を確認する
- 運用利回りと比較する
- 生活防衛資金を確保する
この順番で考える。
最終結論
頭金は入れるべきか?
金利が高ければ入れる。低ければ温存。
感情ではなく、利率で決めろ。
それが合理だ。
