「新車は損。中古が得。」
これは半分正解で、半分間違いだ。
問題は“何年落ち”を選ぶか。
合理的に選ぶなら、減価率・故障リスク・市場の歪みで考える必要がある。
結論:最もバランスが良いのは5年落ち前後
価格下落が大きく進み、
故障リスクがまだ爆発していない。
このゾーンが最も合理的になりやすい。
だが車種によって例外はある。
新車〜3年落ち
メリット
- 状態が良い
- 保証が残っている
- 最新装備
デメリット
- 価格がまだ高い
- 減価率が大きい
新車は3年で約30〜40%下落することが多い。
つまり一番値落ちする時期を自分で負担するかどうかの問題だ。
5年落ち
ここが“価格の谷”。
- 新車価格の50〜60%程度
- 初期減価はほぼ終了
- まだ致命的故障は少ない
特に国産車は耐久性が高く、
10万kmまでは大きなトラブルが出にくい。
合理性が最も高くなりやすいゾーンだ。
7〜10年落ち
メリット
- 価格が安い
- 現金負担が軽い
リスク
- 足回り交換
- ゴム類劣化
- 電装トラブル
購入価格は安いが、
維持費が跳ねやすい。
ここは“目利き力”が問われる。
市場の歪みを狙え
実は価格は年数だけで決まらない。
- モデルチェンジ直後
- 不人気色
- 法人リース落ち
ここに“合理的歪み”がある。
走行距離との関係
目安:
- 年1万km前後が標準
- 極端に少ない=短距離劣化の可能性
- 極端に多い=消耗進行
年数×距離のバランスを見る。
10年間トータルコスト視点
新車300万円→10年後100万円
5年落ち180万円→5年後80万円
減価差は小さくなる。
重要なのは売却時まで含めた総コストだ。
合理テンプレ
5年落ち推奨条件
- 国産量販車
- 走行5万km以内
- 修復歴なし
3年落ちが向く人
- 保証重視
- 最新装備必須
7年以上が向く人
- 整備知識あり
- 現金最小化重視
ロマンとの折り合い
新車の匂い。
誰も乗っていない感覚。
それは最高のロマンだ。
だが合理は価格曲線にある。
最終結論
中古車で一番得なのは?
多くのケースで5年落ち前後。
だが重要なのは:
- 車種の耐久性
- 走行距離
- 売却戦略
年数ではなく“総コスト”で選ぶ。
それが合理だ。
